危険な相互作用 100 例 ― 日本向けクイックガイド

危険な相互作用 100 例 ― 日本向けクイックガイド

厚生労働省(MHLW)と医薬品医療機器総合機構(PMDA)の調査によると、日本の成人の半数以上が何らかの健康食品・サプリメントを常用し、同程度の人が毎日少なくとも 1 種類の処方薬を服用しています。「天然=安全」とは限りません。以下に示す組み合わせは、重篤な出血、高血圧危機、治療効果の低下などを招く恐れがあります。 危険な相互作用 100 例 5 つの表(各 20 行)に、文献で頻繁に報告される 100 の代表的な相互作用 をまとめました。 リスク(メカニズム) − 主な薬理学的メカニズムを簡潔に記載。 想定される影響 − 起こり得る臨床的結果を短く記載。 医療上の注意本資料は一般的な情報です。サプリメントを開始・中止・併用する前に、必ず医師・薬剤師へご相談ください。 表 1|No. 1–20 #コンビネーションリスク(メカニズム)想定される影響(短)1セントジョーンズワート + SSRICYP3A4 誘導 + セロトニン↑セロトニン症候群2セントジョーンズワート +…